優秀部門賞

映像・Webメディア部門

首都圏外郭放水路のインフラガイド多言語音声アプリ及び 洪水疑似体験ARアプリ
< 国土交通省 関東地方整備局 江戸川河川事務所 >(千葉県)



「土木広報大賞2019」応募用紙(首都圏外郭放水路のインフラガイド多言語音声アプリ)


【選考委員コメント】

やはり「見えないものを見えるようにする」という意味では、現在、様々なテクノロジーが言われておりますが、まさしくARが今回の企画にぴったりだったなと思います。実際にARアプリを使わせていただくと、水の表現など非常によくできており、広くあまねく多言語化もされています。海外の方にも日本の土木の凄さや精密さ、そして何より皆様の力によってできているところを、アプリを通して、もっと沢山の方に知ってもらえると良いなと思います。
私は、映像やWeb、ARアプリなど、様々な表現をいつも扱っておりますが、見えない地下がどんどん見えてくること、また、災害に対しても、陰でずっと力を発揮しているなど、「見えないものを可視化する」という、素晴らしい試みのため選考をさせていただきました。

齋藤 精一 氏(㈱ライゾマティクス 代表取締役)


【その他のコメント】

  • 洪水の危機を見える化して、防災減災の意識を高めるコンテンツです。多言語による情報発信は、ニーズが高く、ARを活用したわかりやすさも追求されていました。
  • 行政と民間企業が連携して、首都圏の水災害への防災の今!をリアルに体験できる試み。是非、沢山の人に知っていただき、個々人の防災意識を高めることにつながって欲しいです。そのきっかけを作る素晴らしい取り組みだと思います。
  • これまでは一般の人々にはなかなか目にしない地下放水路という施設を、インフラツーリズムというアレンジや、アプリ等の現代ならではのツールを駆使して、広報機能とエンターティメント要素を両立させて、成果につなげている。
  • 首都圏外郭放水路の治水施設としての機能や役割を理解してもらうために、「インフラガイド多言語音声アプリ」や「洪水疑似体験ARアプリ」を制作したことは広報ツールに一石を投じている。
  • 一度は行ってみたいとずっと思っている「東京地下神殿」。洪水疑似体験アプリには興奮しました。