優秀部門賞

商業広告部門

「大阪国際女子マラソン」協賛を契機とした広報展開
< 株式会社 奥村組 >(大阪府)



「土木広報大賞2019」応募用紙(「大阪国際女子マラソン」協賛を契機とした広報展開)


【選考委員コメント】

広告の作り手として、僕はとにかく早くて太いコミュニケーションが大好きで、自分自身もそういう広告づくりに強いこだわりを持っています。
・一度見たら忘れない
・しっかりと商品やクライアントの存在感アップに貢献する
このふたつを叶える表現こそ、信じられる広告だと考えています。
・「奥村組」この会社名をチャーミングな女性として擬人化する。
・奥村組に漂うまっすぐな熱量が、確実に表現されている。
・女性が主役の女子マラソンという場で、効果的にメッセージする。
3つの要素がしっかりと噛み合い、力強いキャンペーンを実現した。その熱意と作戦が素晴らしいと思いました。建築現場のヘルメットさえもサマになる、森川葵さんの底知れぬ魅力にも圧倒されました。

渡辺 潤平 氏(渡辺潤平社 コピーライター)


【その他のコメント】

  • レースにかける選手たちの姿と奥村組の仕事姿勢を重ねる協賛に共感が集まりました。当日の協賛ブースでは、普段は見られない工事囲いの中を見せて、技術や安全への取組などが共有され、理解が深まりました。
  • どうしても「男性社会」「建設会社の仕事を知る機会は少ない」と捉えがちな人が多い中、女子マラソンへの協賛を通して多様な人たちと触れ合い、土木への理解をPRしたことは印象に残ります。
  • 地元を代表するイベントへの協賛による「CSR発想の企業広告」の好事例である。さらには、業界として個社としての女性への認知・理解によって、ダイバーシティの要素もある。そして、震災復旧ドラマへの協力による社会的存在意義の訴求にもつながっている。
  • 単独の会社という立場での「大阪国際女子マラソン」協賛を契機とした広報の展開は、一企業だけでなく、土木事業を担う建設業界のイメージアップに大きく貢献している。
  • 「奥村くみ」このキャッチーなキャラクター名で、一気に世界観に引きずり込まれる、強くて太い広告キャンペーン。いいですね!