「土木広報大賞2019」受賞活動・作品一覧 

選考会は、2019年9月9日(月)に開催され、応募用紙と付属資料をもとに、土木広報大賞選考委員会による選考が行われました。

122件の応募の中から、最優秀賞1件、優秀部門賞6件、準優秀部門賞10件の計17件が選定されました。

最優秀賞

東京地下ラボ(若者向け東京下水道発信事業)
<東京都下水道局>

優秀部門賞

 
イベント部門春吉橋「賑わい空間」の試行イベント
<国土交通省 九州地方整備局 福岡国道事務所>
映像・Webメディア部門首都圏外郭放水路のインフラガイド多言語音声アプリ及び 洪水疑似体験ARアプリ
<国土交通省 関東地方整備局 江戸川河川事務所>
アイテム部門土木偉人かるた
<土木学会誌編集委員会・土木広報センター 土木リテラシー促進グループ>
教育・教材部門土木教育を通した小中高生向け広報活動
<日本大学工学部 土木工学科コンクリート工学研究室>
商業広告部門「大阪国際女子マラソン」協賛を契機とした広報展開
<株式会社 奥村組>
企画部門「ヒロノジンと学ぼう。」~岩手県立種市高等学校海洋開発科:南部もぐり育成PRポスター~
<岩手県立種市高等学校>

準優秀部門賞

 
イベント部門「大人の社会科見学 江戸東京・川のなぜなぜ舟めぐり~シビルエンジニアから聞く川にまつわる話~」および関連セミナー
<株式会社 建設技術研究所 >
イベント部門日本ダムアワード2018
<日本ダムアワード選考委員会>
イベント部門Discover Doboku -日本の土木再発見-
<東京都市大学 都市工学科 吉川研究室>
映像・Webメディア部門小島組100周年記念アニメーション『Grab Your Dream~現在・過去・未来』
<株式会社 小島組>
映像・Webメディア部門
風景創造計画「水辺で乾杯」
<ミズベリングプロジェクト事務局>
アイテム部門静岡県防災的公園ガイド「CONPA」
<一般社団法人 静岡県建設コンサルタンツ協会 >
教育・教材部門すべり面粘土を原料にした土のパステル「Dopas(ドパス)」による防災教育
<国土防災技術株式会社>
教育・教材部門デミーとマツ式応援したくなる土木広報
<噂の土木応援チームデミーとマツ>
商業広告部門鹿島建設企業広告「次の現場は、宇宙です。」の展開
<鹿島建設株式会社 >
企画部門第二海堡上陸ツーリズム
<国土交通省 関東地方整備局 港湾空港部・東京湾海堡ツーリズム機構 >

全体講評

 今年は2回目の開催であり、初の『部門別表彰』を実施しました。応募が来るまでは、「どんな応募があるだろうか」と少々心配をしておりましたが、昨年を超える素晴らしい取組みが集まったように思います。また、今回の選考委員の方々は、それぞれの専門分野でご活躍、そして土木への深い愛を持っていらっしゃる方々でありますが、土木の業界が「非常におもしろい」、「楽しい」、「深みがある」という、新たな気付きを選考委員一同いただいたところでございます。
選考は、事前にいただいた応募資料に加え、選考委員自らがリサーチをさせていただき、賞を決定したわけですが、選考会では非常に悩み、「どこが良いか」、「どこを評価すべきか」と最後まで沢山の議論を重ねた上で、決定をさせていただきました。
今回受賞された皆様は、普段から情報発信や広報活動に熱心に力を入れてこられ、たとえこの賞がなくとも、継続して活動に取組まれていた方々であると思われます。そして、本日表彰式に一同に会し、「他地域、他領域でも、同じような取組みをしている方がいるのだな」と知ることで、新たな活力が高まるのではないか、また、他社の素晴らしさに気づいて自身に生かすという機会にもなるのではないかと思います。
これから表彰をさせていただきますが、「光の当て方によっては、また違う輝きを増す」というような活動もあるかと思いますし、また、自らの発信、広報で手ごたえを感じたところから、次なる広報活動が見えてくることもあるのではないかと感じております。後程、優秀賞の団体の皆様に活動紹介のプレゼンテーションを行っていただきますが、またそこで新たな気付きもあるのではないかと思います。
皆様が、「楽しみながら広報をされている」というところが一番の魅力だと思いますし、6分野(イベント、広告ツール、WEB、教育分野等)、様々な領域があるわけですが、その総合力がより高まり、自分たちが思う魅力以上の価値が世の中に伝わるよう、これからも展開されれば嬉しいです。
この度は、受賞おめでとうございます。
田中里沙氏(事業構想大学院大学 学長)

表彰式

表彰式は、2019年11月18日(月)に土木学会(東京都新宿区四谷)にて開催しました。

■日時:2019年11月18日(月)15:30~18:00
■会場:土木学会本部 講堂(東京都新宿区四谷1丁目外濠公園内)
■開催方式:会場(土木学会本部講堂)

最優秀賞
受賞者のプレゼンテーション